HPをリニューアルする背景

堀井

「アイ・エス・エックスの主力製品はLCDとOLEDのパネルやモジュールの点灯検査装置です。もちろん2019年も主力事業の1つではあります。しかし近年は海外の点灯検査装置メーカーの台頭によるコスト競争で、この業務が未来永劫続いて行くとは、残念ながら思えなくなりました。そこで我々は点灯検査装置の設計開発で養った、ソフトウェア設計開発、ハードウェア設計開発、そして機構部の設計開発能力を活かし、異なる業界からの新規開発案件に対して、長く培ってきた技術を十分に活かすことが出来始めました。」

ビジョン

堀井

「アイ・エス・エックスはソフトウェアとハードウェアの両方で勝負が出来る会社です。そしてソフトとハードを融合した分野に高いレベルで参入できる技術力を持っています。例えばロボットを用いた自動検査や自動搬送の様な伸びしろの多い産業、まだ世の中に出ていない新技術にも挑戦しています。大手メーカーの様な大量生産は難しいですが、小規模企業ならではスピーディーかつフレキシブルな対応は今の時代において大きな強みです。」

やりがい

堀井

「アイ・エス・エックスは研究や開発が好きな人にとって、とても居心地のいい会社だと思います。ソフトウェアとハードウェア、両方の知識があるのが理想的ですが、無ければココで学べば良いんです。元々はソフトウェア設計一筋だった者も、楽しさを覚えたことで1年後には普通にハードも触っていますから。

社員が「やりたいことをやる」ということに関して、アイ・エス・エックスはとても自由で、時間さえ上手く使ってもらえれば自分の課題に没頭しやすい環境です。実際に好きなテーマに取り組んでいる者も多く、結果としてそれが実務に活かせるのであれば大歓迎です。仮に実務に繋がらない場合でも、好きで向き合ったことは絶対無駄にならないと思います。どんどんやって貰って良いと考えています。当然ながら私も応援しています。

入社されれば定年まで居ていて貰いたいというのが正直な気持ちです。アイ・エス・エックスは長く務めるほど力をつけられる会社ですからね。実際に採用した人で長くいる社員の特徴は、少し変わったタイプが多いかもしれません(笑)。慣れるまでは5～6年掛かる仕事ですが、それを越えてしまえば長く・楽しく・自分らしく働くことが出来ると思います。」

働きやすさ

堀井

「1日の就労時間を8時間としています。標準の始業時刻と終業時刻は9時から18時ですが、7時から16時、7時30分から16時30分と30分刻みで、一番遅い時間帯は11時～20時の9パターンの就労時間を出勤の前日に選ぶことが出来ます。お子さんの学校行事や通院など午前中に用事があるときは、11時から仕事をはじめても大丈夫です。また2018年の年間休日は123日あり、ワークライフバランスに合わせた働きやすさを大切にしています。

毎年9月には慰安旅行を行う様にしています。これとは別に年2回の保養所でのバーベキュー、毎月1回の食事会を開催しています。上司と部下、先輩と後輩といった世代やキャリアの垣根を越えて、何でも話し合える場を設けています。唯一のルールとして、座る席はクジ引きで決めようと。当然、私の隣に新入社員が座ることもあるわけで、乾杯の前からお互いの距離を縮められるように工夫しました。」

スローガン

堀井

「21年目を迎えるに当たり、何か新しいスローガンを全役員と全従業員から公募しました。当然私も1案を出し、誰の作品かわからない状態で、全員が無記名投票を行った結果、次の言葉に決まりました。

「可能性を可能に」

実はこれ、作者は私でした。「不可能を可能にする」という言葉は何となく見たり聞いたりした記憶がありますが、不可能は可能にならないと思うんです。そもそも「不」可能となっていますから。でも、可能性であれば私たちは何とか可能にしようと。可能性が少しでもあるならばチャレンジしようと。そんな想いでこの言葉を書きました。20年の間、設計の仕事をやってきた中で、得たノウハウと技術を上手く活用して「可能性を可能に。」する会社なんだと。全社員が胸を張って伝えられる意義深い言葉だと思っています。」