I.S.X

ISX通信

想いがカタチに(2021年4月)

これは製造業において最大の喜びかと想います。

今回は私の体験を述べさせて頂きます。

国際業務(現地サポート)、製造、と使う人、作る人を順番に経験してきました。

国際業務時代は検査装置や治具を海外のお客様の工場にてセットアップし、実際に使用している現場を見てきました。

製造時代は装置等の組み立てや改造を行ってきました。

そういった経験があったので、去年の暮に機構設計部門に移動が決まった時は正直なんとかなるだろと思っていましたが、現実はそうではありませんでした。

まず素材一つとっても、なぜこの素材を使うのか?どういったメリットがあるのか?どういったデメリットがあるのか?を一つ一つ考えなければなりません。

そこからスタートして次にどういったカタチにするのか?使いやすく、尚且コストを抑えるにはどうすればいいのか?等など考えなければならない事が沢山あると知りました。

そのためネットや本等を元に頑張って勉強しました。幸い上司にも恵まれ分からない所も分かりやすく丁寧に教えてくれました。その甲斐あって今年に入ってからは簡単な図面のサポートが出来る様になりました。

そんな中前月突然社内用のデバッグ治具ですが、私がイチから設計してみないかと提案を頂き設計に取り掛かりました。図面を書いては上司に確認してもらい不具合があれば修正するのを繰り返しなんとか図面は完成しました。

そうして加工部材や部品が届き、自分で組み立て調整し最後の点灯確認で無事点灯した時はなんとも言えない達成感を味わう事が出来ました。

まだまだ学ぶ事が多いですがこれからも精進してまいります。

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